旅行時に役立つ北九州市の公共交通機関情報、第二弾。今回は市内のバス路線についてです。旅行先の交通機関は事前に調べてスムーズに! 旅を楽しむためにも、主要な路線や支払い方法などを簡単にまとめてみました。
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1 北九州市のバス路線
市内の地域交通網としてのバス会社は主に2つ。
西日本鉄道のグループ企業である
「西鉄バス北九州」
と
北九州市交通局が運営する
「北九州市営バス」
この2系統になります。
1‐1 主な運行範囲
西鉄バス北九州(以下:西鉄バス)
主な路線は若松区を除く市内ほぼ全域です。
小倉駅南口のバスセンターは、そのほとんどが同社のバスで占められています。最早専用といっても過言ではないかと(笑)
市内でよく見かけるバスのほとんどが西鉄バスです。
北九州市営バス(以下:市営バス)
若松区内とその他一部地域(折尾駅・黒崎駅・戸畑駅・小倉駅の周辺)が主な路線になります。
なぜ若松区内だけなの……?
その疑問に対する回答は、「旧若松市がバス事業を行っていた」からです。
北九州市が発足したのは1963年(昭和38年)
この時に旧若松市交通局がそのまま北九州市に引き継がれ、現在に至っています。
1‐2 西鉄バスは交通系ICカードが使える!
西鉄バス北九州は交通系ICカードの「nimoca」を採用しており、他の交通系ICカードによる相互利用にも対応しています。
一方の北九州市営バスは独自のICカードを採用しているため、SuicaやICOCAなどの交通系ICカードは非対応です。支払いでは現金が必要ですので、乗車の前に小銭を用意する必要があります。
1‐3 観光に便利! 1日フリー乗車券(西鉄バス)
西鉄バスでは観光の際に便利な、北九州都市圏の「1日フリー乗車券」を発行しています。
料金は 大人:800円 小児:400円 です。
販売場所はバスの車内や各窓口にて取り扱っています。
北九州市とその周辺市町村(中間市、苅田町、行橋市は全域。直方市は一部地域)の西鉄バスグループ路線で使用できるため大変便利です。何度もバスを乗り継ぎ各地を観光する場合は、このフリーパス券を活用しましょう。
なお、市営バスではこのようなサービスは行っていないようです。これは著者の推測ですが、市営バスは主な路線が若松区に限られるためと思われます。(西鉄と市営、双方のバスが乗り放題だと大変便利なのですが……)
1‐4 運賃・路線・公式ホームページ
北九州市の地域交通網を担っている西鉄バス・市営バスの両社ではありますが、共に路線数はかなり多いです。以下にお役立ちサイトを表にまとめましたので、リンク先のホームページを是非ご利用下さい。
西鉄バス北九州 | 北九州市営バス |
時刻・運賃検索 | 時刻・運賃検索 |
西鉄バス路線図 | 市営バス路線図 |
1日フリー乗車券 | 市営バス運賃表 |
2 関連情報
2‐1 西日本鉄道のおみやげ
〝西日本鉄道(以下:西鉄)〟と聞けば電車やバス旅客運輸のイメージがあります。特に北九州では市内のほぼ全域をカバーしているバス路線が西鉄バス北九州であり、またかつて小倉の街にも西鉄の路面電車が走っていた経緯もあるため、地元民にとってそのイメージは非常に強いです。
そんな西鉄も現在は主力である旅客運輸業の他に、スーパーマーケット等の小売業や不動産業など多角的な事業を展開しており、中でも注目したいのがグループ企業の株式会社スピナ(以下:スピナ)が行っている土産菓子の製造事業です。
スピナは北九州の銘菓〝くろがね堅パン〟と〝くろがね堅パン〟の製造を現在も続けています。当ブログでも記事にしていますので、商品の紹介とともにぜひご参照下さい。
2‐2 くろがね堅パン
2‐3 くろがね羊羹
2‐2 連接バスが導入
西鉄バス北九州が連接バスを、令和元年夏より導入するそうです。
車両はメルセデス・ベンツ製の「シターロG」
西鉄バスでは福岡市の営業路線にて当車両を投入しており、北九州でも「拠点間BRT(Bus Rapid Transit)」の構築に向け動き出しました。
3 参考・出典
公式サイト
・西日本鉄道株式会社
・西鉄バス北九州
・北九州市交通局
出典・引用
・北九州観光コンベンション協会ONLINE SHOP
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