門司港の和菓子屋さんとして有名なのが「和菓子 なごし」 そしてこの店一番の看板銘菓が〝星野村抹茶 生大福〟です。
抹茶のほろ苦さとクリームの甘さが絶妙。大人のスイーツ「抹茶生大福」をご紹介します。
北九州のお土産である理由
② 生産地/北九州市 門司区
③ 製造者/有限会社 なごし
④ 地元らしさ/福岡県産抹茶使用
⑤ 入手範囲/現地・Web(総合ネットショッピング可)
ネットで買えるおすすめ商品
1 星野村抹茶大福の概要
門司港の名店〝なごし〟
「和菓子 なごし」は北九州市門司区錦町に本店を構える和菓子店です。大正時代から現在にかけ4代続く名店で、門司港の本店・小倉に足立店があるため、小倉北区~門司区において地域住民からの知名度が高いです。
「なごし本店」は、大正から4代にわたって続いている老舗。
「元々は赤飯やお餅が主力商品だったが、商品開発を重ねて、現在では様々な商品が店内に並ぶまで成長しました。」と4代目店主の名越一智さんが語ってくれました。
長崎街道シュガーロード 八女市の有名な抹茶を使用!「星野村抹茶 生大福」より引用
創業当時は赤飯やお餅が主力商品だったそうですが、現在ではお菓子の品揃えが豊富。
栗饅頭や大福などの和菓子からシュークリーム、ロールケーキなどの洋菓子と数も多く、また抹茶生大福をはじめとする創作菓子も魅力です。
抹茶生大福
数ある商品でも特に有名なのが、なごしの看板商品である〝抹茶生大福〟です。
表面へふんだんに振りかけた抹茶と、中身の抹茶クリームにも使用されているのは、福岡県八女の「星野村産抹茶」 そして中身の餡は、高級ブランドで知られる「丹波大納言」が使用されています。
以下に茶葉と小豆のブランドを細かく見ていきましょう。
星野村産茶葉—抹茶
福岡県八女市星野村で生産された茶葉のこと。ブランドとしては八女茶に分類され、星野村は特に玉露の産地として有名です。
なお、八女茶のブランドが確立したのは大正末期。元々古くから茶の生産が盛んで、複数の産地名で呼ばれていたものを「八女茶」に統一。以降、日本有数の高級茶として全国に知られています。
八女茶とは?
八女茶とは福岡県内で作られたお茶のブランド名で、生産量は全国6位 (2310t:平成21年度) で、全国の日本茶生産量の約3%を占める。栽培は八女市内を中心におこなわれ、周辺地域の筑後市、八女郡広川町、うきは市、朝倉市に広がる。
Wikipedia 八女茶 概要より引用
星野村とは?
星野村(ほしのむら)は、福岡県八女市にある大字(おおあざ)。
[中略]
八女茶の生産地の一つ。八女茶の中でも星野川の朝霧の潤いと土作りなど、気候風土の恵みもあって玉露の生産地として有名である。山間地であるが故に、山の斜面を切り開いた茶畑や棚田が見られ、秋の実りの時期になると黄金色に輝く棚田の稲作も産業に上げられる。
Wikipedia 星野村 より引用
丹波大納言小豆 とは?
丹波大納言小豆は主に兵庫~京都にかけて栽培されている大納言小豆のブランドのこと。
濃赤色で皮が薄く、食感の良さと風味豊かな美味しさが特徴です
なお大納言小豆とは、通常の小豆より大粒の種類のこと。品種が決まっており、その上で粒の大きさが約5.5mm以上と規定されています。この中でもさらに粒が大きいものが高級とされています。
丹波大納言は丹波地方発祥の大粒高級小豆の品種名で、兵庫県・京都府を中心に、滋賀県や岡山県の一部等でも栽培されています。その品種特徴は晩生~極晩生で、子実は極大粒で粒型は俵型や烏帽子型、種皮は濃赤色で皮が薄く、食感の良さと風味豊かな美味しさが特徴です。丹波大納言はその美味しさの一方、栽培と収穫に手間がかかり、収量が少ない小豆です。晩生種のため生育期間が長く、栽培は手作業が多く、一人当たりの耕作面積は少ないです。
小田垣商店HP 丹波大納言小豆 より引用
2 食べた感想
パッケージ・包装
外観と中身
食べた感想
高級な抹茶を余さず味わうことができます!
抹茶の渋さと、中の餡とクリームが、口どけよく絶妙でした。
大福といえばモチモチした印象が強いですが、写真を見ても分かるように餅の厚さはかなり薄いです。口に入れて間もなく甘めの餡とクリームが感じられ、まるで中身だけを食べているような錯覚さえします(笑)
ほろ苦い抹茶の渋さは「大人の味」という感じです。子供には少々苦く感じられるかもしれませんが、大人のスイーツとして間違いなし。なお同店では抹茶味以外の大福も作られているので、お子様にはそちらを選ぶのもいいかもしれません。
唯一の難点をあげるとしたら、それはふんだんに振りかけた抹茶です。
八女のブランド抹茶を贅沢にかけてもらって有難いのですが、そのふんだんさは息を吹けば飛んでいきそうなほど。粉末の細かさもあるのでしょうが、口に含んだ時に若干の食べ辛さを感じます。また抹茶が散らばりやすいので注意が必要です。
3 売っている場所
なごし各店の情報
- 本店(福岡県北九州市門司区錦町2-7)
- 足立店(福岡県北九州市小倉北区大畠3-5-27)
- 井筒屋 小倉店 BF1(北九州市小倉北区船場町1-1)
その他店舗
- 井筒屋 小倉駅店(北九州市小倉北区浅野1丁目1-1小倉エキナカひまわりプラザ3階)
Web・インターネット店
4 総合ネット通販で買える商品
・Amazonや楽天など、使いなれていて便利
・大手ショップのポイントが貯まる
・帰りに荷物が増えず、旅に集中できる
・足らなくても、再購入ができる
以下に「抹茶生大福」のおすすめ商品をピックアップしていますので、是非ご活用下さい。
星野村抹茶生大福
新鮮な状態でお召し上がり頂けます
5 まとめ
地元メディアにもよく紹介される「なごし」の抹茶生大福。
本店は観光地である門司港にありますので、お寄りの際は是非なごし本店へ足を運んでみて下さい。抹茶大福も好きですが、個人的になごしのシュークリームもおすすめです。
それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
6 参考・出典
公式サイト
出典・引用
・井筒屋 楽天市場店
・長崎街道シュガーロード 八女市の有名な抹茶を使用!「星野村抹茶 生大福」
・ここいち暮らしノート【兵庫】丹波市が『ぜんざいの町』になる!丹波大納言小豆ぜんざいフェアが開催されます!
・小田垣商店 丹波大納言小豆
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