「ビアレストラン 門司港地ビール工房」が小倉に移転することがわかりました。これまでは北九州で唯一のクラフトビールを醸造所で直接味わうことができたのですが、いつ? どこに移転するのでしょうか? 気になる情報をまとめてみました。
この記事のポイント
② 移転場所は「北九州市小倉北区米町1-3-19」
③ 門司港の旧レストランは醸造所としてそのまま稼働
④ 醸造所でビールの販売は行われない
⑤ ネットショップの販売は継続中
- 北九州で唯一のクラフト(手作りの)ビール
- 製造者は「門司港レトロビール株式会社」
- 各種地ビールの他、復刻したサクラビールが看板商品
※追記 OPENの日付が決定!
公式サイトより移転後の新店舗開店日が発表されました。
営業スタートは12月3日(木) 午前11:30
——にOPEN予定だそうです!
当初の予定よりいくぶん遅れてのOPENとなりますが、今か今かと待ちかねていた身としては、無事開店日が決まったことに心より安堵しております(笑)
以下に公式サイトの開店情報を一部添付させて頂きます。
レストランOPENのお知らせ
お待たせいたしました!
門司港地ビール工房移転後の新しいお店がついに営業スタートします。ビアレストラン 門司港地ビール工房
営業開始日時:2020年12月03日 AM11:30より
北九州市小倉北区米町1-3-19(JR小倉駅より徒歩5分 西鉄イン小倉そば)営業時間:(ランチ)11:30~14:30 LO14:00
(ディナー)17:30~22:30 LO22:00お問い合わせ:093-531-5111
※12/03までは11:30~18:00までの受付となります。門司港地ビール工房公式サイトより抜粋
旧ビアレストランでお食事ができなくなったのは残念ですが、小倉北区という北九州の都心で再び直販のビールが頂けるのは本当に嬉しい限りです。コロナ渦という世情ではありますが、新店舗のご跳躍にご期待しております。
※以降は過去記事になります。
1 移転OPENは11月中旬以降になる見込み
ビアレストランは現在休業中
北九州市の門司港レトロで醸造所を兼ねたレストランを経営していた「門司港地ビール工房」が2020年9月20日をもって閉店。現在は新店舗OPENの準備のため一時休業されています。
移転先の情報
【住所】福岡県 北九州市 小倉北区 米町 1-3-19
【Web】https://mojibeer.ntf.ne.jp/
【営業時間】(ランチ)11:30~14:30 LO14:00 (ディナー)17:30~22:30 LO22:00
以前に「食彩 ぽぽ庵」という居酒屋があった物件を改装して店舗にするようです。大通りから少し中に入ったところにあるので見つけにくいですが、小倉駅南口から約400mという立地条件ですので、JRからのアクセスはしやすいでしょう。
11月1日現在は準備中の様子
公式サイトでは「OPENの予定は11月ごろ」とのことでしたので、準備中の様子を見に行ってみました。物件の外観はほぼ出来ていましたが、内装はまだ改装半ばといった感じでした。
完全な素人判定ですが、OPENは11月の中旬~下旬になるのではないかと思います。
また旧店舗では3Fのビアレストランの他、1Fはジンギスカンが食べれるようになっていました。移転先でもジンギスカンが食べれるかどうかは気になるところです。
2 地ビール工房のこれまで
門司港地ビール工房のあらまし
門司港地ビール工房を経営しているのは「門司港レトロビール株式会社」です。同社は1998年4月に設立されており、おそらくこの年から門司港地ビールの歴史が始まりました。
北九州に唯一のビアレストラン併設の醸造所であり、店内とテイクアウトで作りたてのビールを飲むことが可能でした。また門司港レトロと関門海峡を見渡すことができる店内は非常に壮麗です。門司港という場所に〝地ビール〟という名物品を生むことで、観光名所としての付加価値を上げるだけでなく、今では北九州市の名産品として高い知名度を有しています。
サクラビールを再現復刻
〝サクラビール〟とは、1913年(大正2年)~1942年(昭和17年)ごろまで醸造されていたビールブランド。製造者は帝国麦酒(株)で、門司区の大里に九州初のビール工場を建設したことで知られています。
同ブランドは帝国麦酒の流れをくむサッポロビール㈱によって商用登録されており、製造中止になってから68年後、同社より使用承諾経て門司港レトロビールが1年間の限定復刻。その8年後の2019年(平成31年)3月に販売され、以降通年常用販売されることになりました。
サクラビールについては専用のページがありますので、詳しく知りたい方はぜひご閲覧下さい。
コロナショックの影響
2020年の年頭より猛威を振るってきた新型コロナウィルスの影響は、観光名所である門司港にも直撃。観光客が伸び悩む中で営業を続けられていましたが、同年9月20日に旧ビアレストランの営業を終了しました。
コロナ禍で困難なご時世になっておりますが、弊店も先の見通しが立たない今の状況を踏まえまして現在の門司港から小倉に場所を移転して新店舗を始めることといたしました。現在の店舗での営業は2020年9月20日をもちまして終了し、新店舗OPEN予定までは移転準備の為休業いたします。
門司港地ビール工房 公式ページより抜粋
公式サイトでは、休業のお知らせとしてこのように説明されたことから、コロナショックによる経営への影響はかなり厳しいものだったと思われます。
3 ネットでの販売は継続中
このようにビアレストランは移転休業中という慌ただしい中ではありますが、公式のオンラインショップは「門司港地ビール」の販売を継続されています。下記にリンクを作っていますので、購入される方はぜひ〝醸造所の直営ショップ〟をご利用下さい。
門司港地ビール工房 オンラインショップ
門司港レトロビール株式会社が直接運営しているオンラインショップです。他の小売店を経由せずに製造元から直接購入できるのが最大のメリットです。購入可能品目は定番銘柄のビールとセット商品やグッッズが購入可能です。
楽天市場 門司港地ビールショップ
門司港レトロビール株式会社のグループ企業「株式会社タステック」が運営している、楽天市場のショップです。公式オンラインショップと同じく販売元から直接購入できるのに加え「楽天市場」のショップであることが最大のメリット。楽天会員であれば購入によりポイントが貯まるので、こちらでの購入をおすすめします。
4 まとめ
今回は「門司港地ビール工房 ビアレストラン」に関することをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
まとめとしましては、
- 門司港の店舗は閉店し、醸造所はそのまま稼働
- 小倉北区米町にオープン予定
- ネット販売は移転中も継続
この3点になります。
著者にとって〝門司港〟は馴染みの深い場所であり、門司港地ビール工房の旧ビアレストランは、関門海峡を眺めながらつくりたてのビールを頂ける格別の場所でした。それが叶わなくなってしまったことは、コロナ渦の世情とはいえとても残念です。
しかし、新天地である小倉北区では観光客のみならず、必ず地元の方々も足を運んで下さると思います。
いつか再び門司港の地でお店を再開できることを願って、新店舗でのご跳躍をご期待しております。
それでは今日はこの辺で。
つたない文章ですが、最後までお読み頂きありがとうございます。
5 参考・出典
公式サイト
・門司港レトロビール株式会社
・楽天市場 門司港地ビールショップ
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