銘菓〝小倉日記〟は北九州市・小倉南区が発祥の土産菓子です。ゆかりある森鴎外の著書にちなみ、ドイツの菓子を参考にしたミニバームクーヘン。小倉の定番お土産として有名です。
北九州のお土産である理由
②生産地/北九州市小倉南区
③製造者/株式会社つる平
④地元らしさ/森鴎外とその著書「小倉日記」がモチーフ
⑤入手範囲/現地・Web(総合ネットショッピング可)
1 小倉日記の概要
「小倉日記」と「つる平」
北九州市の菓子製造メーカーとして有名な「株式会社つる平」は、1923年(大正12年)より創業。市内の小倉南区に本社・工場を構えている老舗の菓子メーカーです。
創業当初は小倉市(現在の小倉北区)の和菓子屋さんだったそうです。
そんな同社が1970年(昭和45年)に販売を開始したのが「小倉日記」です。3年後に開かれた全国菓子博覧会にて技術優秀賞を受賞されており、今日では小倉を代表する銘菓の一つに数えられています。
森鴎外にちなんだミニバウム
商品名である「小倉日記」のネーミングについて。これは小倉の地に縁のある森鴎外の同名の著書から命名されました。
森鴎外といえばドイツ留学で有名かと思いますが、一時期小倉に滞在していたことがあったそうです。そのため地元では小倉に縁の人物としてよく知られています。
ドイツ と 著書「小倉日記」
この2つを〝郷土菓子〟というカタチにしたのがミニバウムクーヘンという「銘菓 小倉日記」の誕生だったと推察できます。(ちなみにドイツ発祥のお菓子と知られるバウムクーヘンですが、その本国では意外とマイナーな部類のお菓子なのだそうです:Wikipedia調べ)
2 小倉日記の関連商品
菓子合併
最近の土産菓子にありがちな味のバリエーションは小倉日記にはなく、販売開始当時のカタチを今も大事にしています。そんな小倉日記がご当地菓子のコラボ商品にラインナップされています。詳しくは下記の記事をご参照下さい。
3 食べた感想
バウムクーヘンと言えば生地がぱさぱさしているイメージ(著者の勝手な思い込み)がありますが、小倉日記に限っては無用な心配でした。
ミニバウムということで、通常のバウムクーヘンより外径が小さく、細長い筒状の形で、その中身の空洞部分にホワイトクリームが詰まっています。
このクリームの比率がちょうどよく、食感も滑らかで甘さも程よい感じです。素朴な味わいは、老若男女を問わず召し上がって頂けると思います。
また包み紙を開けて手を汚さずに食べれるところも嬉しいところでした。
4 お土産の用例・ベストな贈り
②小倉のネーミングで分かりやすい
③年齢を選ばない素朴な味
小倉の銘菓として歴史のある「小倉日記」は、職場へのお土産に最適です。
理由はパッケージデザインが落ち着いており、素朴な味わいが年齢を選ばず、開封後に食べやすい…といった点が挙げられます。
また商品名に「小倉」が入っているところも、何処に行ったのかが贈り相手側にも分かりやすくて良いかと思います。
パッケージが落ち着いている点では、子供向けの贈り物としてより年齢層は高めかと思います。味の方はむしろ合格ですので、お子様をお持ちのご家族向けであれば「つる平の銘菓詰め合わせ」や同社の看板商品である〝ぽんつく〟などがおすすめです。
5 総合ネット通販での商品
・Amazonや楽天など、使いなれていて便利
・大手ショップのポイントが貯まる
・帰りに荷物が増えず、旅に集中できる
・足らなくても、再購入ができる
以下に「小倉日記」に関連したおすすめ商品をピックアップしていますので、是非ご活用下さい。
小倉日記15個入
または4~5人家族向けにおすすめです。
菓子合併(北九州銘菓詰め合わせ)
個人用に最適な小さな詰め合わせ
6 まとめ
つる平の「小倉日記」は、いかがでしたでしょうか?
北九州のお土産として歴史のある小倉日記は、小倉のお土産の代表格と言っても過言ではありません。
何を買っていいか迷った時は、この記事を参考にして頂けたら幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
それでは、今日はこの辺で。
7 参考・出典
公式サイト
・株式会社 つる平
出典・引用
・北九州観光コンベンション協会ONLINE SHOP
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