発売当時SNSやwebニュースなどで話題になったネジチョコ。世界遺産とボルトとナット! ローカルヒーローもおすすめする“北九州ならではのお土産”をご紹介します。
北九州のお土産である理由
② 生産地/北九州市 小倉南区
③ 製造者/オーエーセンター株式会社(GRN DA ZUR)
④ 地元らしさ/北九州=“鉄の街”ならではのお菓子
⑤ 入手範囲/現地・Web(総合ネットショッピング可)
1 ネジチョコの概要
北九州ならでは“さびたネジ”のチョコレート
ネジチョコの発端は2015年(平成27年)に官営八幡製鉄所の関連施設がユネスコの世界遺産に登録されたのがきっかけです。北九州市の地元企業「OAセンター株式会社」が「何か北九州らしいお土産を…」と、試行錯誤の末に開発されました。
実際に製造・販売しているのは子会社の「グラン ダ ジュール」が行っています。同社はイートイン可能な洋菓子店「GRN DA ZUR」と「GRN DA ZUR soigner」を市内に出店しており、そのどちらもネジチョコの他、ケーキなど各種スイーツを販売しています。
スゴイ! ホントに回せる!!
錆びの質感を表現するため表面にココアパウダーを付けているのですが、見た目は完全に錆びたネジでしかありません。ネジの型は3Dプリンターを用いて作成したそうで、実際にくるくる回してネジを締めることも可能。大人であってもその精巧さに感動してしまいます。
これは著者の勝手な推測ですが、見た目は錆びたネジでしかない…つまり「決して食べられないモノ」なのにそれが「食べれてしまう!」という二律背反(ギャップ)が世間の関心を呼んだのではないかと思います。
キタキュウマンもPR!
今日いただいた北九州でバカ売れのチョコすごい pic.twitter.com/0mEYZNrurs
— キタキュウマン (@kita_q_man) February 14, 2016
ネット上で検索すると、当時TwitterなどのSNSで話題になったニュースや記事が多数みられます。北九州のローカルヒーロー「キタキュウマン」がPRしていた影響もあると思います。
実際手に取ればわかりますが、その精巧さは工学の領域を超えた芸術です。きっと彼の有名な科学者アインシュタインですらも絶句するに違いありません(笑)
※キタキュウマンとは?
主な種類はスイート・ココア・ホワイトの3つ
グランダジュールのオンラインショップではスイート・ココア・ホワイトチョコの3種類が紹介されています。
また、2017年のハロウィン限定品「ネジチョコ ハロウィンver.」が発売されていました。今年も発売になるかは不明ですが、限定品のお求めは直接店頭で購入する必要があります。
2 食べた感想
見た目は無骨な“鉄”そのものですが、ちゃんとしたチョコレートです。味の方は口溶けよくあっさりしていて、甘味も程よく親しみやすい味というのが率直な感想です。ココア味の方がチョコ味よりもまろやかな印象です。
迷ったのは食べ方で、ボルトとナットを締めて結合させてから食べるのか、それとも緩めてそれぞれを食べるのか。食べ方によってその人の個性が出る! と感じた瞬間でした(笑)
ただしネジを締めてから食べてみると、ほんの少し固い印象があります。チョコレートの塊なので仕方ありませんが、小児やご高齢の方、また歯を治療中の方には少し注意が必要です。
3 ベストな贈り先
- チョコレートがお好きな方へ
- 機械工・技術職などのエンジニアの方へ
- 小さなお子様をお持ちのご家族へ
見た目の精巧さが何より面白いネジチョコ。チョコ好きな方には、そのユニークさが最大のインパクトになると思います。実際に締めたり緩めたりできる点で、小さなお子さんにもオススメです。思わず大人でもネジを締めたくなる衝動に駆られますので(笑)
そして普段からボルト・ナットの類を扱われているような工業・技術職の方にも、お土産として相応しいと思います。きっとしげしげと関心しながらネジを締める筈です(笑)
もちろん技術職に関係なくても、普通以上にオススメできる土産菓子です。
4 総合ネット通販のおすすめ商品
・Amazonや楽天など、使いなれていて便利
・大手ショップのポイントが貯まる
・帰りに荷物が増えず、旅に集中できる
・足らなくても、再購入ができる
以下に「ネジチョコ」のおすすめ商品をピックアップしていますので、是非ご活用下さい。
ネジチョコ(スイート)
ネジチョコの定番、程よい甘さ!

ネジチョコ(ココア)
見た目は本当に錆びたネジ!
5 まとめ
現在も人気上昇中のネジチョコはいかがでしたでしょうか?
記事中の〝ベストな贈り先〟にて触れたことを、機会がありましたので実際に試してみました。普段から本物のボルトやナットを扱っている、工業・技術職の方へのねじチョコのプレゼントです。
その結果…… 結構喜んで下さいました。チョコ自体も美味しいとのことでしたが、やはり実際にネジを締めれるのが好奇心をくすぐらせてくれるとのことです。皆さんも北九州市にお越しの際は、お知り合いの技術者の方に是非ねじチョコを(笑)
最後に、北九州の新たなお土産ブランドとして、「ネジチョコ」並びに「GRN DA ZUR」のご跳躍を期待しています。
お読みいただき、ありがとうございました。
6 参考・出典
公式サイト
・OAセンター株式会社 ホームページ
・GRAN DA ZUR ホームページ
出典・引用
・北九州市の世界遺産 トップページ
・キタキュウマン 公式ホームページ
・リクルートジョブズ GRAN DA ZUR 地元の世界遺産にちなんだ北九州土産「ネジチョコ」ヒット商品を支える地元主婦パワー
・livedoorNEWS 北九州発!どう見てもボルトとナットな「ネジチョコ」大人気…開発者「本当に回せるよう細部までこだわった」
・おみやげ街道 楽天市場店
・福岡県 北九州市 ふるさと納税寄附専用ページ
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